狼やくざ 殺しは俺がやる (1972)

「やくざ刑事」シリーズで得意のアクロバット演技をみせた千葉真一の新シリーズ第一作。脚本は神波史男。監督は鷹森立一。撮影は中島芳男かそれぞれ担当。

監督: 鷹森立一
出演:千葉真一、佐藤允、戸浦六宏、南原宏治、室田日出夫、渡辺やよい、内田良平、

狼やくざ 殺しは俺がやる (1972)のストーリー

関東誠心会々長、和泉昇次郎( 南原宏治 )は、横浜一帯に古くから縄張りを張る博徒氷室一家の土地ぐるみの買収を計画、親分の氷室源太郎(河合絃司)が抵抗を示すと、誠心会の先兵大沼組々長を使い情容赦なく源太郎を殺害し、縄張りを奪ってしまった。それから一ヵ月後、源太郎の実子、氷室剛介( 千葉真一 )が、沖縄から帰ってきた。彼の目的は、誠心会に対する復讐と行方不明になった妹の京子( 渡辺やよい )を捜すことだった。氷室はまず、大沼組の幹部を暗殺した。大沼組は、これを抗争中の江友会の仕業と思い込み反撃に出た。彼は江友会々長江口純( 佐藤允 )に近づき、この抗争に荷担したが、不利とみるや江口を囮にして大沼を倒し、京子が誠心会の秘密クラブに売られていることを知る。

氷室は和泉に狙いを絞った。一方、江口も組織がつぶされたことに復讐するため和泉を狙うと共に氷室との決着をつけようとする。また、誠心会と江友会の抗争を追っていた刑事の島岡や、誠心会の殺し屋石黒も氷室の行動に目をつけ、追いまわした。氷室は、石黒の情婦で歌手の佐竹冴子の口から京子の居所をつきとめ、麻薬中毒に犯されている妹を救出した。そして江口は和泉の娘真矢子を誘拐、和泉に最後の決戦を挑んだ。氷室も江口の計画に乗って、真正面から誠心会と対立する。

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